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利用案内

営業時間
12:00〜19:00
休廊日
定休日:火曜日(祝日・振替休日の場合でも休みます。)
ほか不定休(おもに月曜または水曜)。
住所
530-0015
大阪市北区中崎西4−1−7 グリーンシティ 205号
ホームページ   http://waterb.jp
e-mail  yo_kai_yf6@me.com

プロフィール

water bear

Author:water bear
大阪市北区中崎西(中崎町)にあるギャラリーです。お世話になった現代美術への恩返しとして若い現代アート作家を応援します。ウォーター・ベアは、環境ストレスへの驚異の耐性を持つくまむしさんのことです。
また、まちライブラリーとして図録数百冊を自由に見ることができます。
お申込みは、アドレス:yo_kai_yf6@me.com へお願いします。
URL : http://waterb.jp


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「坑道の記憶 炭坑絵師・山本作兵衛」を見てきました

ユネスコの世界記憶遺産に登録され、有名になった山本作兵衛の人生と人柄に迫るドキュメンタリーです。

僕が、作兵衛の名前を記憶したのは、菊畑茂久馬の本を通じてでした。反芸術の雄と素朴な炭鉱の絵が、どうしても結びつかなかったのをおぼえています。
それ以前にも、上野英信の岩波新書は読んでいたので、絵や名前は目にしていたはずですが、特に記憶していませんでした。

田川市立図書館の永末十四雄が1960年代に、作兵衛に炭鉱の記録画を依頼して、図書館に寄贈してもらったものが、今回登録された資料のもとになっています。史跡や古文書・古記録については、昔からたいせつに保存されていましたが、「今」を未来に残すために、新たに記録を作るという発想は、この時代の公機関としては、極めて珍しかったのではないでしょうか。今でこそ「アーカイブ」という言葉が流行語のようになって多くの人が口にしますが、先駆的な仕事としてもっと顕彰すべきことと考えます。
絵を描くとすぐ人にやってしまう作兵衛の作品が、こうしてまとまって残っていなければ、世界記憶遺産に登録ということもなかったわけですから。

さて、映画は生前に撮られたフィルムをはさみながら、遺族や交流のあった人たちへのインタビューですすめていきます。
印象に残っているのは、やっぱり菊畑茂久馬。この一代の反逆児が、なぜ作兵衛をこれほど愛するのか未だに謎ですが、映画をみていて、もしかしたら、と思うことがありました。絵を手にとって、へただし稚拙なんですけど、、、いいですねえ、、、という言葉を聞いて、この人は作兵衛の絵に、絵を描くということの、言い換えれば芸術の根源的なものを見ているのではないかという気がしました。何のために描くのか、描いて何になるのか、といったことではない、描く楽しみ、描かずにいられない震えるような何か、そして賞の割当てばかり考えているような大先生には見えなくなってしまったなにかが、そこにはある。そして、世の中には、生きるのは不器用だけど、その何かを見ることの出来る人がいる。
この夏、寺尾紗穂のトークで聞いた、「ある絵描きの歌」という曲のもとになった、山谷で出会ったという日雇い労働者の絵描きのはなしを思い出しました。

山本作兵衛は大変な酒豪で、晩年まで一升酒。上野英信のはなしでは、一升飲んで、みんなが止めても、熱いふろに入り、すっきりする。そして、すっきりしたら、また飲み始めたということです。
これで92才まで生きられるなんて、うらやましい限りです。
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ダクトレールとスクリーン

20140927ダクトレール
今朝の工事で、スポットライト用のダクトレールを取り付けていただきました。
スポットライトが届いたら、壁面の作品などを照らすことができるようになります。

20140927スクリーン
一方、昨日のプロジェクターに続き、昼すぎにはスクリーンが配達されました。
これで、映像関係は万全かなと思ったんですが、接続のコードがプロジェクターに付属していないことに気づきました。
それから、使っているMac Book Proの場合、15ピンのコードを使うなら、アダプターが必要なことも思い出しました。最初にアップルストアでマックを買った時、説明してもらったんですが、すっかり忘れていました。
プリンターのインクも一気になくなってきたし、早いうちに電気屋に走ります。

プロジェクターが届きました。

プロジェクターが届きました。
思っていたより随分小さくて軽い。大丈夫なんでしょうか。
早速、電源を入れてみました。
部屋を暗くすると、くっきりと輪郭が浮かびます。ちょっと椅子をおいて遊んでみました。
2800lmでかなり明るいとは思いますが、電気つけるときびしいかな。
それから、「ピタッと補正」という、歪み補正機能がついているが、うまくいくでしょうか。これは、いつも悩まされていたので、うまくいくとありがたいです。
それから、ズーム機能もそれほどないようなので、けっこう前後させて設置しないといけないみたいです。
まあ、とりあえず使い込んでみたいと思います。
まだ、どれだけ需要があるかもわかりませんし、、、

ギャラリーの利用料金、割引など

ぎゃらりー ウォーター・ベアの利用料金は、次のとおりです。

1週間(水曜日〜日曜日、5日間) 50,000円
若年割引(30才以下) 2割引  (これで40,000円になります)

特定校割引
下記の大学・専門学校の学生の方につきまして、
さらに2割引かせていただきます。
  記
大阪芸術大学
京都造形芸術大学
京都嵯峨芸術大学・同短期大学部
宝塚大学
大阪コミュニケーションアート専門学校
以上5校

上記5校の学生の方につきましては、学部・専攻に関わりなく若年割引とは別 に使用料を2割引かせていただきます。
つまり、30才以下の上記5校の学生の場合、 1週間(水〜日、5日間)の使用料は、 50,000円が32,000円になります。
また、展示期間中はギャラリー・スタッフが原則として常駐いたします。 お気軽にご利用ください。

スポットライト、プロジェクター、スクリーンを発注しました。

昨日、プロジェクターとスクリーン、それからスポットライトを注文しました。

プロジェクターは、使ってみないと分からないところがあるので、比較的廉価なものにしました。
スクリーンは、80インチのハイヴィジョンサイズにしました。投影しようと考えている側に窓があるので発注したのですが、当ギャラリーは原則ホワイトキューブなので、他の壁でしたら100インチよりももっと大きな投影も不可能ではありません。

アート系のDVD(作品ではなくアーチストのドキュメントなど)を使って、プロジェクターやスクリーンの調整をしてみたいと思っています。上映会ではありませんが、結果的に全編見ることになるかとは思います。
納品されたら、また案内します。

スポットライトは、ダクトレールの工事が遅れていて、ヒヤヒヤしていますが、工事そのものは1日ですむと思われますので、なんとかなるだろうと考えています。

これらの備品は、当ギャラリー使用の方には、期間中追加料金なしでご利用いただけます。
また、会期中は、原則としてスタッフが常駐しますので、学生や仕事をお持ちの方もご気軽にご利用いただけます。

春庭のトイレ

春庭のトイレ1
ここは、江戸時代の国学者で用言の活用を研究したことで知られる本居春庭の家です。
右側、大きな木の向こう側がトイレです。濡れ縁のような渡り廊下をはさんで、左側が居住空間です。
雨戸の向こうに縁側があり、その奥に八畳間が二間あります。
子どもの頃、ここに住んでいました。

ここを見るのは、ン十年ぶりです。

で、この廊下を渡ってトイレを使うのですが、今見ると随分短いので驚いています。
記憶では、トイレまで、もっとずっと長い廊下を通っていたように思っていました。
盲目だった春庭は、奥の壁を伝ってトイレにいっていたんでしょうか。
春庭のトイレ2
小便器は、大きな円筒型の陶器製で手前の方半分は、下の方しかなかった。言い換えると円形の皿状で向こう側半分が垂直に1メートルほど立ち上がっている。といった形だったと記憶しています。
トイレから出ると手水鉢があり、柄杓で水を汲んで手を洗っていた覚えがあります。
それから、近くに南天の木があったのを、なぜか記憶しています。

雨が降ると濡れることも多かったし、伊勢湾台風も第二室戸台風の時もこのトイレを使っていたはずです。
そして夜、廊下には電気がなく暗い中をトイレまで行かなければなりません。
庭といっても、手入れされているわけでもなく、大きな木が何本もあり、風でも吹くと木がざわめきます。
町中とはいえ、闇の中から何が出るかわからず、
感受性の鋭い子どもとしては、大変こわかったことを覚えています。

その後、地続きの宣長旧宅跡に含まれて特別史跡に指定されました。
おかげで、このトイレから解放されました。

色づき始めた三色彩道

20140921色づき始めた三色彩道1
今日、日中はかなり気温も上がるようですが、それでも秋らしい季節になってきました。
三色彩道の木々も、そろそろ一部で色づき始めています。
上の写真の奥の方、色づいている所を近づいて撮ったのが下の写真です。
20140921色づき始めた三色彩道2
このあたりは、特に日当りがいいのか、あるいはそういう種類なのか、ほかはあまり色づいてはいません。
直射日光はまだかなり強いので、木洩れ陽は快適です。
20140921色づき始めた三色彩道3

釧路湿原(温根内木道と釧路川カヌー下り) へ行きました。(続き)

さて、ネイチャーセンターで手続きをして、川に向かいます。
カヌーを載せた車で、塘路湖やシラルトロ湖を左右にみながらいくと、途中遠くに丹頂のつがいがいました。

乗場は、桟橋などなく、土の斜面から直接乗ります。一番緊張するところですが、慣れた指導員のおかげで問題なく乗れました。
釧路川1
屈斜路湖から流れている釧路川は、長さ154キロの間、標高差が120メートルしかなく、こんなふうに悠然と流れていきます。また、最初透明だった水も湿原の底の泥炭のおかげで濁って、魚などは結構いるようですが全く見えません。
えぐれ
護岸工事などしていない自然状態なので、水の力で土がえぐれて行きやがてこの木も水没するでしょう。学生時代、地理だったか地学だったかのテキストで、川の蛇行がだんだん大きくなり最後、ショートカットしてしまう図を思い出しました。
カヌー左
特に漕がなくてもいいですよという声に甘えて、ほとんど何もせず静かな川下りを楽しみました。
下っていくカヌーから見て左側は湿地帯で、
カヌー右
右側は、比較的乾いた土地でほ乳類などがいるのもこちら側です。鹿は数回ちらっと見かけました。
木の高い所に止まった鷲やハヤブサ、水の上の水鳥、水面に近い所を飛ぶトンボなどを見ながらカヌーは進みます。
釧路川2
不思議に鳥の鳴き声も虫の声も、もちろん自動車の音も聞こえない、時々聞こえるのは水の音だけという、贅沢な時間を過ごしました。

帰りも塘路駅まで送ってもらい、駅の喫茶店でコーヒーを飲み、またノロッコ列車で釧路へ帰りました。
塘路駅

釧路港にはこの日、こんな船が停泊していました。
18.サン・プリンセス
サン・プリンセス号、さっきのカヌーとは随分違いますが、いつかこんな船にも(1週間くらいなら)乗ってみたいと思いました。

釧路湿原(温根内木道と釧路川カヌー下り) へ行きました。

9月の8日と9日、2日にわたって、釧路湿原を楽しんできました。
釧路湿原といえば、かつては開発が困難なことから、マイナスイメージで語られることが多かったですが、
今では、未来に残すべき貴重な自然遺産として大切に保護されています。

さて1日目は、温根内の木道を歩きます。
20140908鹿
ビジターセンターへ向かう途中、いきなり鹿が出迎えてくれました。とは言っても奈良と違って鹿せんべいもらえるわけじゃないので、そっけない顔をしています。
やがて温根内ビジターセンターが見えてきました。
20140908温根内ビジターセンター
ここで、道の様子などを聞いて出発します。
8月に行った雲ノ平も2500メートルの高層湿原で木道を歩きました。上り下りも多く、雨だったこともあり、何回も滑りました。その時の傷がやっと治ったばかりなので、少し心配しましたが、ここの木道は平坦で幅も広く、バリアフリーになっているので、杞憂でした。
20140908ハンノキ
木道にはいると、湿地でも高く伸びるハンノキの林です。
僕はなぜかマグリットの乗馬する人が森の中を行く絵を思い出しました。奥の景色が馬の手前にきたり、手前の木が馬にかくれたりする、あの絵です。確か乗っているのが女性のものと男性のものがあったと思います。

スゲ
やがて一面のスゲの湿原になります。
乱暴なことを言うと、だいたいスゲとヨシの湿原でそのあいだに他の植物が混じっているという感じです。
背の低いあたりはスゲで、高いところはヨシだそうです。ヨシは、笹のうえにススキの穂が少しついているという感じ。昔はアシ(葦・芦・蘆・葭)といっていたとのことです。
上の写真がスゲで、下がヨシです。
ヨシ

木道はどこまでも続いて行くように見えます。
木道
こんな景色をみると、北海道へ来たんだなあ、と実感がわいてきます。どこまでも湿原


で、ウォーター・ベアなので、コケもチェックしています。ちょっと見にくいですが、奥にコケがはえています。クマムシもいるんだろうか?
湿原のコケ

帰り、暗くなって最終バス(といっても6時半ですが)をバス停で待っていました。でも来たバスが全然スピードを落とさないので、気がつかないのかとあわてて手を振ると、急ブレーキで10メートル程先で止まりました。どうも自由乗降区間というのか、どこでも手を上げると乗れるらしいのですが、バス停で待ってても無視するのか、文化の違いを感じました。周囲10キロいや数十キロは人家のないような所なのに。


ノロッコ号
翌日は、まずノロッコ号というトロッコ列車に乗ります。観光用の車内放送での案内もあり、景観スポットではスピードを落とし、ノロノロいくトロッコ列車なのでノロッコ号と言います。
ノロッコ
塘路行き
人気があるのか、団体客も多く、車内はいっぱいでした。

終点の塘路に着くと、予約していた塘路ネイチャーセンターの人の車で、センターへ向かいました。

(続きは明日)

ART COURT FRONTIER ♯12 に行きました

アートコート・ギャラリー
今日最終日だったので、出勤前に、アートコート・ギャラリーのアニュアル展、"ART COURT FRONTIER ♯12"へ行きました。
ベテラン作家や学芸員や大学の先生が、それぞれ推薦する若手作家の作品展です。80年代生まれ中心に70年代生まれが何人かといった顔ぶれだったと思います。
毎年行ってるわけではないですが、行くといつもはっとしたり、びっくりしたり、あぜんとしたり・・・何点か強烈に記憶に残る作品がありました。今回は不思議と既視感のある作品が多かったです。僕が疲れているからそう見えるのでしょうか、あるいは実際に同じ人の作品を見たことがあるのかも知れません。皆さん自分の作風を着々と作っておられるようで、安心して見られます。
歴史は繰り返すのではなく、螺旋状に進むと言います。弁証法的にアウフヘーベンされているのでしょう。奇を衒うことなく、落ち着いて自分と向き合い、自分の世界を作って行けるというのは、素晴らしいことだと思います。また、それが出来る時代も大切にしないといけないでしょう。

天満橋
そのあと、川沿いを天満橋まで歩きました。このあたりを歩くことは滅多にないのですが、こんな「橋名飾板」を見つけました。明治21年に架けられた橋のものだそうです。

天満橋のOMMビル
同じく天満橋から。OMMビルに写る雲と空の雲がつながっているように見えました。
写真では外しましたが、天満橋も東京の日本橋同様に、上を高速道路が走っています。有名な橋なのに残念です。

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