数ヶ月に1冊、ぼちぼち買っていた「新日本文壇史」が揃いました。

6巻と7巻が、ジュンク堂や丸善などDNP系の通販と電子書籍のサイトhontoで、9巻が楽天ブックス、その他は書店で買ったものです。
見ての通り6巻と7巻だけ帯がありません。2刷や3刷で帯がないというわけではなく全て初版初刷です。
以前もここで美術関係の図版の多い5万円もする資料集を買った時、背に傷のある本を送ってきました。古書店なら「背キズ有」(小キズではなく)と書くレベルです。この時はさすがに返品しようかと思いましたが、在庫のほとんどない本で、交換してもらったとしてもよりひどいものが届く可能性もあり、また読む分には支障がないのであきらめました。
どうもこのサイト、(書タレとはあえて言いませんが)こういう出版後何年も経つ本については、書店から返品されたものを送ってくるようです。
古書店なら目録に「シミ」「ヤケ」「キズ」「スレ」「ヤブレ」「帯ナシ」など書いてくれるので、それを承知で購入できます。新刊書を買うのは、少なくとも古書店でいう「美本」以上のものが欲しいからです。
他方、楽天やアマゾンのばあい、今のところリアル書店を持たないので、倉庫で売れ残っているものを送ってくるようで、天の小口にホコリがたまっている程度です。
また、これにポイントだのクーポンだのが関わってくるので、どういう本をどこで買うのが利口なのか考えると悩ましいです。